私と姉は歳の差7つ。よって、私が6~7歳のカエルをつかんで泥んこになって遊んでいたころ、姉はかなり落ち着いていた。ま、元々落ち着いた姉だったけど・・・。
そんな姉が中学生ぐらいのとき(多分)、家庭科でクッキーを作って持って帰ってきた。今から思えばかなり素朴なクッキーだったが、当時の私は珍しくて、とても美味しく食べたと記憶している。そしてクッキーの作り方を紙に書いていた姉は、日曜日に作ってくれた。私は、姉と母が作っているのを物珍しげに見ていたように思う。最後のクッキーの型抜きだけを手伝わせてもらい、オーブンに入れて焼きあがるのを待った。待ちきれない私は、オーブンを何回も覗いた。いい色に焼き上がり、熱々のクッキーをほおばった。焼きたてはまた格別であった。それから、ちょくちょくとクッキーを焼いてもらっていた。
やんちゃな私も少しだけ落ち着いた高校生になったとき、クッキーを焼いてみようと思い、姉がメモしていたレシピを出してきて、クッキーに挑戦。姉が焼いてくれたものと同じクッキーが出来上がった。うれしくなった私は、それからクッキーの本などを買って、違うクッキーにも挑戦し、そこそこ食べられる程度のものをよく作っていた。ココアクッキーやミルクティークッキーなどが代表格。あとカップケーキも、本のレシピを自分なりにアレンジしてよく作っていた。独身時代は相方にもよく食わせていたものだ。
ところが今は、まったく作っていない。なので久しぶりに作ってみたくなった。しかもココアクッキーやミルクティークッキーではない。姉が作ってくれていたあのクッキーだ。今風の味の派手なクッキーではなく、クッキー自体が珍しかったあの頃の素朴なクッキーが作りたいし、食べたい。しかし実家にもあのレシピは無いだろうなぁ。
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手作りモノって愛情や思い出が詰まってていいですよね。
あたしもレパートリーものすごく少ないですけど
焼き菓子作るんですが引っ越してガスオーブンのメーカーも天板の大きさも変わってしまい今までのレシピが使えません。0からのスタートです。お互いに頑張りましょう。お姉さんの素朴な味が再現できるといいですね。
かおりんさん
そうですね♪手作りのものは素朴だけど、愛情がまたいい味をだしてくれますね。
私が食べたいクッキーも、小麦粉と砂糖の味ぐらいしかしない素朴なものですが、思い出があるので再現してみたいです。
焼き菓子は、オーブンが変わると作りにくいですよね。
前の機種だとこれでよかったのに!!とか思ったり。
0からのスタート、頑張ってくださいね!
私も実家に行って、食器棚の引き出しを探してみます。
いい思い出ですねえ。
きっとシンプルなレシピなんだろうなあ。
最近オーブンを使ってないです。
買いたいんだけど使いこなせるかどうか。
いっときケーキ作りにはまったんだけど、太りだしてからやめたんですよ。ああ、でもまた焼きたいなあ。
如月さん
簡単すぎるぐらいのレシピなんですが、最後に焼いたのがかなり昔なので覚えていなくて・・・。
私も最近、オーブンなど使っていません。
レンジなら多用していますが(笑)
ケーキ作りをしてらしたんですね。
またケーキを焼いて、日記にアップして欲しいです!
素敵なケーキを作られるんだろうなぁ(うっとり)
思い出の詰まった暖かいクッキー。
もそもそした食べのもの苦手な私でも美味しくいただけそうです^^
素朴なのが一番です。
そういうものが作れるというだけで、羨ましいですよ^^
ぺぎらさん
思い出のクッキーは、「元祖 素朴」という感じのもので、見栄えも味もイマイチなのですが、当時の私にはかなりオシャレなお菓子に見えたものです。
素朴っていいですね♪
今はお菓子作りからかなり遠ざかってますので、いざクッキーを作ろうとしても作れるのか??と自分で疑問です(笑)
あ、わし、心ががさつなんで見栄えなんか悪いケーキでしたw
しかも気分でつくるんで味も一定しませんでしたw
如月さん
うふふ。なんか私と似てますね♪
私、かなりがさつなので、「食えりゃいいさ」という考え。
身内で食べるんだから、不細工でええ!!と思って作ってました(笑)